3年展示
外装制作過程

78th600の3年展示『ひみつ』の外装制作過程を紹介していきます。
11月 班が決まった。会議スタート
国高の3年の文化祭演劇は2年の秋から1年かけて準備すると言われていますが外装も同様です。外装班が11月中頃に結成されてすぐに会議を始め全体の方針や進め方の確認を行いました。

1月 過去外装の分析
過去外装の写真を集めて、タイトル、モチーフ、色といった要素ごとに良い外装の共通点を洗い出しました!ひみつの外装もこの時に出た「直線の集合で曲線を作ると圧倒的」という分析結果に基づいてるとか?
4月 デザイン期間
2ヶ月以上アイデアを出し続け、クラスにアンケートを取り続け、それを改善し続けてなんとか決定!デザイン案の総数はなんと80!アンケートには厳しい意見も多くメンタルが削られる日々を送ります……でもめげない。意見もなかなか一致せず、決定案も実は時間に追われる形で決まりました

5月 設計
3600『ひみつ』の外装の設計図です!デザインの修正を重ねて今の形になりました。構造美や色彩のコントラストを最大限活かす設計となっています。設計者が2週間徹夜して作ったというのはここだけのひみつ…


6月 模型
外装が照明をつけた際実際にどのように見えるのかまたどのような素材の使用が最も望ましいのかを研究するために10分の1スケールで模型の作成をしました。
6月 マニュアル
設計図が完成したので、それを実際にどのような順番で組み立てていくのかを外装全体で共有し、スムーズに作業が進むようにマニュアルを作成しました。全50ページ、第7版まで改訂を重ねた力作です!


7月 フライング木材
木材量が今までの3年外装と比較して多かったため夏休み開始の一週間前から木材の切断を始めました。基礎部分の木材の切り出しと組み立てを1週間で済ませました。以下はまだ授業が行われている時期の放課後の教室内の様子です!
7月 基礎部分完成
基礎部分がなんと夏休み1週目にして完成しました!おそらく国高祭史上最も早い木枠の組み立てだったと思います。夏休み前にパーツが出来上がっていたこと、外装メンバーのモチベーションが高かったことがこれを実現可能にしました!


7月 内装お手伝い
外装の木枠がほとんど終わり、ある程度余裕ができたため、内装の舞台の制作を手伝いました。内装の作業マニュアルを前日に外装メンバー用に作るなど、スムーズに作業が進むように工夫しました。協力し合ってこその文化祭です!
8月 記事作成
劇との関連性を強める記事!休校期間中に文章作成班、レイアウト班に分かれてつくりました。何から何まで全部オリジナルです!!!時代や記事の内容1つ1つまでも、劇に忠実になるように話し合いを重ねました。1個の記事をつくるのに最低でも2時間かかってます😳


8月 ドア
ドアは前が取り外し可能な可動式、後ろがスライド式のものを作成しました!ドア部分まで構造を巡らせたいという思いから、デザイン設計段階で動くドアを計画していましたが、夏の間に幾度となく実験を行い続けて完成させました。
8月 照明
プログラミングをして中心から外側に向けてグラデーションしていくようにテープライトを制御しました。テープライトが意外にも暗く、全体の明るさが出るように調整するのに苦労したのはここだけのひみつ。

8月 半紙
土台として半紙を前面に貼りました!当初の想定では2日くらいで終わる予定が綺麗にできず、ほぼほぼ完成した状態から全部剥がして貼り直すことに…予定から大幅に遅れ、精神力も試されましたがその分納得のいくクオリティに!
8月 お花紙
半紙に続いてお花紙を貼っていきました!ここからは外装班以外のたくさんのクラスメイトに手伝ってもらいましたが、3cm四方ほどの大きさで半紙の白色が見えないように埋めるのは作業量が膨大でした😢こちらも予定を大幅に過ぎたものの綺麗にできました!写真は作業中の様子。